NEWS RELEASE

データスコープが台湾の鴻海集団(FOXCONN)関連会社、他二社と画像認識とAIを使った新技術の研究・開発を行う合弁会社を中国深圳市に設立

2019.11.30

株式会社データスコープ(英名:DataScope,Inc.本社:東京都中央区、代表取締役 内田 次郎)はシャープの親会社である台湾の鴻海精密工業の子会社で中核的な精密機器の製造を行うAsiatec(本社:中国深圳市龙华区)、香港のカメラ関連機器製造メーカーであるPioneer Technology Inc(本社:香港新界)、電気自動車関連機器の開発・製造を行い、Alを使った自動運転の研究・開発を行っている中国上海のNSTK Inc.(本社:中国上海市嘉定区)と4社の合弁により中国深圳市に深圳富天创汇科技有限公司(英名:Shenzhen DataScope,Inc. 本社:深圳市坪山区坪山大道2007号 总经理 黄 进成)を設立しました。

Shenzhen DataScopeは、データスコープの持つ画像認識技術とディープラーニング技術、鴻海集団が持つ精密機器などハードウェアの設計・製造技術、Pioneer Technologyが持つカメラ機器の設計・製造と映像を管理するためのクラウド構築技術、そしてNSTKが持つ自動運転技術、交通管理システムなどの技術を集約し、それぞれの得意分野での技術研究・開発を共同で行うことを目的として設立されました。

国際的に広がりをみせる顔認証による決済や地下鉄改札など、鴻海精密工業がすでに多くの納入実績を持っている顔認証装置、セキュリティーゲートや入退室管理システム、あるいはPioneer Technology社が香港、台湾、米国で多くの実績を持つ簡易カメラと映像管理用クラウドシステムを「D-Scope」のブランドにより、データスコープが国内販売を開始します。
今後、データスコープは鴻海精密工業が製造するLinux OSとディープラーニングライブラリーを搭載したインテリジェントカメラに、独自に開発した顔認識、動体検知、形状認識、色認識などの画像処理ソフトウェアをインストールし、あらゆる分野に活用できるように製品を発表していきます。

これらのシステム・製品の販売先は多岐にわたります。商業施設や展示会場、ショールーム、イベント会場、競技場などへは、来場者の年齢や性別などの属性情報を取得するためのシステムを販売、そして空港や鉄道などの公共施設から工場、研究所、オフィスビル、マンションビルなどへは、顔認証入退室管理システムとセキュリティーゲート装置を販売します。最後に、交通管理を行う公共・民間事業者などへは、形状認識や色認識、動体認識などの技術を使ったシステムを販売してまいります。
また、画像認識・動体認識技術を使った医療関連システムや、介護施設、保育園、託児所向けの行動分析・監視システムの開発にも今後着手します。
2020年度は8億円の売上、2023年度には100億円の売上を目指します。

データスコープは12月11日より3日間、東京ビックサイト 青海棟にて開催される第2回AI・スマート住宅EXPOに出展し、顔認証システムやセキュリティーゲート装置、簡易カメラと映像管理クラウドシステムを展示します。

【展示会概要】
展示会名:第2回AI・スマート住宅EXPO
開催期間:令和元年12月11日(水)より13日(金)
開催時間:10:00より18:00(13日のみ17:00終了)
開催場所:東京ビックサイト 青海(あおみ)展示棟
最寄り駅:りんかい線「東京テレポート駅」、ゆりかもめ「青海駅」
展示名 :株式会社データスコープ
ブース番号:5-32

株式会社データスコープに関して

2018年11月に設立された画像認識とディープラーニングの研究・開発を行う会社です。
創業間もないベンチャー企業でありながら、長年、画像認識とディープラーニングの研究・開発を行ってきたエンジニアと、上場会社の取締役を歴任してきた経営陣が集まった会社です。
画像認識に関わるソフトウェアの開発を行いながら、合弁会社を共同で設立した台湾の鴻海集団、香港のPioneer Technologyが持つカメラやセキュリティー関連技術を応用した装置やシステムを日本国内、米国、東南アジア諸国、韓国などに「D-Scope」ブランドのもと、販売をしていきます。

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